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『真善美への感動と実践』 

校長挨拶

新生名取高校にむかって

 本校は,今年創立92年目を迎える県下でも有数の歴史と伝統のある高校です。この間、卒業生は2万1千名を越え、政治、経済、教育等、広く各界で活躍されており、このことは本校の誇りとするところであります。
 現在、全日制には普通科、家政科併せて男子261名、女子564名、計825名が在籍しており、定時制普通科には男子55名、女子24名、計79名が元気に学んでいます。「真・善・美への感動と実践」の校訓のもと、豊かな情操を育み,自他を尊重する態度を重視し、公徳心と規範意識を身に付けた、国家社会に有為な人材を育成することを目標に質の高い教育の実践に努めております。
 昨年度、部活動では、体操部と陸上部(男子やり投げ)がインターハイに出場し上位入賞を果たすとともに、文芸部も7年連続で全国大会出場という好成績を残しました。また、女子ソフトテニス部が初の県総体第3位、男子バスケットボール部、ソフトボール部が新人戦地区大会にて優勝したのをはじめ、他の多くの運動部、学芸部も活発に活動しており、めざましい活躍を見せてくれました。進路においても今春の卒業生は、四年制大学54名、短大に22名、看護学校に2名合格するなど確実に進学実績が高まっており、専門学校を含めると進学者は160名と卒業者の6割を越えています。また就職では、希望者のほとんどが内定を勝ち取り巣立っていきました。まさに文武両道を目指し、日々様々な体験をとおして校訓「真・善・美への感動と実践」を体現したものであります。今年度はよりきめの細かい学習指導・進路指導を実践し、また、明朗・闊達で生き生きした生徒を育て、生徒の希望進路100%達成をめざしてさらに頑張ってまいります。
 さて、本校校舎が現在の土地に移転してから50年が経ち、校舎改築の計画が進んでおりましたが、今般、平成29年度供用開始に向け、今年度秋には新校舎建設工事が開始される見込みとなりました。校舎改築を機に本校への期待はますます高まるものと思われますが、皆様の期待に応えることができますよう新生名取高校としてさらに教育の質の向上に努めて参ります。俳聖松尾芭蕉ゆかりの地、ここ岩沼市にある学校として「文化」を解する感性を育み、より地域に愛される学校を目指して生徒職員一丸となって取り組んでまいります。保護者の皆様、市民の皆様、同窓生の皆様の御支援と御協力を切にお願い申し上げます。
                                  校 長  一條 博之

宮城県名取高等学校

〒989-2474
宮城県岩沼市字朝日50

TEL 0223-22-3151